ご挨拶
 論語普及会は、安岡正篤先生の高弟である伊與田覺学監が、東洋古典の淵源である論語の普及によって日本人の道義の昂揚を図ろうと、家毎に論語を備え、家族が和やかに素読を楽しむことを目指し、昭和六十二年に設立されました。爾来三十年、村下好伴前会長を先達に、全国各地の寺子屋・論語教室の方々と共に普及活動を行っております。

 論語は、人生の折々にそっと背中をおしてくれる言葉の宝庫です。
 『仮名論語』は、伊與田覺学監が香を焚き一字一字に祈りを込めて墨書されました。全文を読み下し、全漢字にふり仮名を付け、現代訳と索引を備えた万人必携の一冊です。

 ご一緒に論語を素読し、共に論語に学び、まごころ溢れるおもいやり豊かな日本を創ろうではありませんか。

 ⇒安岡正篤先生提唱の学規並びに聞学起請文をご参照下さい
会長 目黒 泰襌
当会は、下記の事業活動を行なっております。お気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしております。
仮名論語」および各種論語書物の普及
論語の素読・輪読および浄書の奨励・指導など助言
論語を主とする講演会・講座・研修会の開催
各種論語勉強会・研修会への講師の派遣
日本内外孔子廟の巡拝

学規(成人教学研修所)
一 人と成るは、(おし)えを聞き、学を修め、業を習うにあり
二 教は、人の善を長じ、その失を救うものなり。
三 学は、自ら窮するも苦しまず、憂うるも心衰えず禍福終始を知って惑わざるを(むね)となす
四 業は、日に(あらた)なり、己を(むな)しうし、旧習に(なず)まず自彊息(じぎょうや)まざるべし
五 文明は、誤って亡び易し、人は常に素朴を愛し自然の理法を学ぶべし
六 日常の行事を慎むべし、思想言論は往々己を(いつわ)り人を()ひ易し、小事(かえ)って能く人の真を表す
七 (わか)くして学べば壮にして()すあり、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず
学規(成人教学研修所) 印刷用PDFファイル
聞学起請文
(かく)の如く我れ聞く、或は一国に生れ、或は一郡に住み、或は一県に()り、或は一村に()り、一樹の(もと)に宿り、一河の(ながれ)を汲み、一夜の同宿、一日(いちじつ)の夫婦、一所の聴聞(ちょうもん)暫時(ざんじ)の同道、半時(はんじ)戯笑(げしょう)一言(いちごん)会釈(えしゃく)、一坐の飲酒(おんしゅ)、同杯同酒、一時の同車、同畳同坐、同牀一臥(どうしょういちが)軽重(けいちょう)異るあるも、親疏(しんそ)別有るも、皆是れ先世(せんぜ)結縁(けちえん)なり。
(説法明眼論)
我等勝縁(しょうえん)によって(あい)学ぶ。一斎先生曰く、(わか)くして学べば壮にして()すあり。壮にして学べば老いて衰へず。老いて学べば死して()ちず。
(言志録)
夫れ学は(つう)の為に(あら)ざるなり。窮して(くる)しまず。憂へて(こころ)衰へざるが為なり。禍福終始を知って惑はざるが為なり。
(荀子)
花園天皇(しん)記にのたまはく、凡そ内下(ないげ)和漢の書、反覆之を読めば必ず其の義を知る。義に於いて(うたがい)無しと(いえど)も、再三乃至数回に及んで必ず道義の心を染むる有り。手の舞ひ足の踏むを知らざるの心自然にして(きた)るものなり。書を読む人は必ず此の心を以て稽古すべきなり。
陽明先生曰く、其の数頃(すうけい)無源の(とう)水と()らんよりは、数尺有源の井水(せいすい)生意(きわま)らざるものとならんには()かず。
(伝習録)
松陰先生曰く、徳を成し材を達するには、師の恩、友の益多きに()る。故に君子は交游を慎しむ。
(士規七則)
孔子(のたまわ)く、吾れ有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして(まど)はず、五十にして天命を知り、六十にして耳(したが)ひ、七十にして心の欲する所に従へども(のり)()えず。
(論語)
聞学起請文 印刷用PDFファイル

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